こんちは!ちょらすかです!
プログラミングを独学されている皆さん、お疲れ様です!
皆さんがプログラミングを学んでいる理由は様々だと思いますが
「プログラマーになって食っていくんだ!」と意気込んでいる人もいると思います。
しかし、同時に「本当に独学でプログラマーになれるのか?」と不安を感じる瞬間も
あると思います。
そこで今回はプログラミングを独学で学んでいる皆さんに対して
高専出身の僕が独学でもプログラマーになれると考える理由と根拠を解説していきます!
学校で習うプログラミング
僕は高専(工業高等専門学校)出身で制御システム系を扱う学科にいました。
プログラミングについては3年ほど授業で習いました。実際には次のような内容でした。
- 1年生:プログラミング言語の記述方法、変数や関数のルール、簡単な課題
- 2年生:CGで扱う基礎アルゴリズムや微分/積分を計算する処理を作成
- 3年生:2年生のとき同様
これを見るとプログラミングの基礎に関しては実質1年間で終わっていることになります。
もちろん4~5年生でも課題にプログラムの作成はあったりしましたが、すでに基礎的な内容は
全くやりませんでした。
プログラミングで挫折した人は1年生で大体いなくなっていきました・・・。
仕事でやるプログラミング
一方、仕事でプログラマーとしてやっていくときはざっくり以下のようなことをするかと思います。
(僕自身は組み込み系エンジニアなのでプログラマーを兼任しているような感覚です。)
- 1. 要求分析/要件定義
- 2. アーキテクチャ設計
- 3. 検討した仕様に沿ってプログラミング
- 4. テスト設計/テスト
上に書いてあるように、
学校の授業でやった内容と被っているのはプログラミングの部分だけなのです。
「なにを当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、よく考えていただきたいです。
僕の場合学校で3年間プログラミングの授業があったことに対して実際には1年分しか
仕事に直結しておらず他の2年間はCGや数学などの他の教科を学習することにつながっている
ということです。
要件定義について授業でやってほしかった・・・と
思うことは何回かありました。
独学プログラマーになるのは「可能」
これらのことをまとめると以下の2つの事実が見えてきます。
- 就学者でもプログラミングの基礎知識を学ぶのは1年程度
- プログラマーとしては必要な知識は学校で習う内容より
会社に入って覚える内容の方が圧倒的に多い
上の事実2つから、僕は『独学プログラマーになるのは可能』と考えています。
補足としてプログラミング知識習得に必要な学習時間ですが、僕の例では週2回の2[時間]を
38週間( = 登校日数180[日] ÷ 平日日数5[日]) やっていたので
必要な学習時間 = 2 × 2 × 38 = 152[時間]
となりました。
独学では教えてくれる人もいないのでアレコレ時間がかかりますし、これの倍を
見ておいた方がいいと思うので、必要な学習時間 ≒ 300[時間] と
見積もっておいた方がいいと思います。
300時間勉強するって結構大変かもしれませんが
プログラマーを目指してがんばりましょう!
ちなみにプログラマーやエンジニアとしてしっかりと一人立ちして成果を
上げられるようになるには2~3年必要と感じます。
一人立ちに必要な時間 = 平日8[時間] × 年間就業日数240[日] × 2~3[年]
= 3840~5760[時間]
単にプログラマーやエンジニアにとしてデビューするための時間ではありません。
あくまで一人立ちしてやっていける状態になるために必要な時間の目安です。
独学プログラマーでは大手企業に入るのは難しい
ここまで独学でプログラマーになるのは可能と主張してきましたが
正直に言って誰もが名前を知っている大手企業に入るのを希望している場合
最初に就職するのは難しいと思います。
理由は『就学者は学校推薦パワーがあるが独学の人には無い』ためです。
学校で習おうと独学で学ぼうと仕事をする前は知識量はそんなに変わらないと思います。
しかし企業から見れば「情報系の学校出身」という肩書きがついていれば
そちらを優先的に取りに行くことは容易に想像できますね。
なぜなら専門的な勉強をしてきたという箔が付いているためです。
ですから大手企業に入るには、まずはどこでもいいのでプログラマーとして入って
ちゃんと仕事ができていた実績を作ることが必要と思います。
また会社選びのときはお給料より教育制度がどれくらい充実しているかを重視した方が
よいと思います。
現実は結構厳しいですが、人手不足は続いているので
業界入りは難しくないはずです!
いつでも僕の職場で待ってます!笑
まとめ
この記事では
- 独学でプログラマーになるのが可能な理由
- 独学プログラマーが大企業に入るための現実的な手段
についてまとめてみました!
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