こんちは!ちょらすかです!
今回は僕が子供の頃 RPG ツクールでプログラミングの基本の知識を全て学んだお話をします。
プログラミングってどう手を付けていいか分からないですよね!
僕が子供の頃もプログラミングを学びたかったけど何をやっていいのかわからなかったのですが
RPG ツクールでゲームを作ってるうちに気付いたらプログラミングの知識を学んでいたことに
気がつきました。
ここではRPG ツクールでプログラミングの基礎をなぜ学べるのかを
RPG ツクールでプログラミングの基礎を学ぶのがオススメの理由も交えて
お話ししていきたいと思います !
※ここから先の説明は、かなり古い「RPGツクール2000」の画像を使ったお話となります。
僕とRPGツクール
僕は小学生のころにRPGツクールと出会いました。
この時に既に工学系の道へ進む決心をしているのですが、それはまた別の記事でお話します。
そしてRPGツクールで学んだことは実際にソフトウェア技術者として10年以上やってきて
役に立っていると実感しています!
めちゃくちゃお世話になりました!
RPGツクールは偉大です!
RPGツクールとは
RPG ツクールとはその名の通り 主にRPG ゲームを作ることができるゲームです。
主にRPG、というのは頑張ればアクションゲームを作れてしまうポテンシャルがあるからです!
最新版では『RPGツクールMV』というものがでてます。
またPCだけではなくPS4やSwitchでも出てるみたいですね。
シリーズの歴史は結構長いものです。興味があったらググってみてくださいね。
ちなみに僕がよく利用していたのは RPG ツクール2000です。(既にサポート終了)
オススメの理由1 自分でコードを書く必要がない
RPG ツクールでプログラミングを学ぶおすすめな理由 の1つ目として
自分でコードを書く必要がないという点です。
プログラミングを学ぼうとする上で最初の壁となるのは
まず何言語学べばいいかわからない、という部分が大半だと思います。
(もちろん開発環境の構築でもひと悶着あったりするのですが・・・)
言語は色々あってそれぞれ長所短所があり道を選んでいいかわかりませんよね。
しかも大抵は呪文が出てきます。
参考書でも
「まずはこの通りに書いてみてね! #include <stdio.h>・・・」
みたいな感じですよね。笑
しかしRPG ツクールでは 基本的に自分でコードを書かずにゲームを作ることができます。
実際にはマウス操作でカチカチやるとロジックを組み立てることができます。
例えば↓のようにロジックを編集する「イベントエディター」という機能があります。
ここでは試しに「イベントコマンド」の中で “繰り返し処理” をクリックしてみます。
すると “繰り返し処理” がロジックとして追加されました!
※僕も使ったことはないので詳しくは分かりませんが最新シリーズである
『RPGツクールMZ』ではJavaScriptで直接プログラミングも対応しているみたいですね。
オススメの理由2 条件分岐やループを学べる
RPG ツクールでプログラミングを学ぶおすすめな理由 の2つ目として
条件分岐やループを学べるという点です。
いわゆる条件分岐=if文、ループ=for文、while文 などです。
これはどの言語であってもほぼ確実に使用するロジックだと思います。
ただif文はともかく、プログラミング初心者の人はfor文で意外と苦戦したりします。
ループ継続の条件は?ループの中断の条件は?と考えることが多いからでしょうか。
僕の友達の1人はfor文で躓いてプログラミングを諦めてました・・・
これもRPGツクールでは「イベントコマンド」内に用意されてます。
クリック操作のみでサクサクと条件分岐やループ処理を構築することができます。
例えば “条件分岐” の編集は↓のような画面になります。
“条件分岐” にも様々なオプションが選択できるため実際にプログラミングするときと
同じくらい柔軟なロジックを組むことができます!
オススメの理由3 変数がシンプル
RPG ツクールでプログラミングを学ぶおすすめな理由 の3つ目として
使用する変数がシンプルという点です。
大抵の場合、変数は用途によって変数型を決める必要があります。
それに使用言語によっては”お作法”があったりして何気に学ぶ敷居が高いです。
しかしRPG ツクールではそんな煩わしさはなく、既に用意された変数に必要に応じて
名前を付けてあげるだけで利用できます。
もちろんフラグも用意できます。
使用できるのは整数型(小数点は使えない変数)のみですが、変数の型を意識する手間はなくなります。
オススメの理由4 関数やクラスを考えなくていい
RPG ツクールでプログラミングを学ぶおすすめな理由 の4つ目として
関数やクラスを考えなくていいという点です。
これはオススメの理由1にも通じますが、プログラミングを学んでいる最初の内は
if文やfor文などの書き方に加えてそれを使ってどういうロジックを組み立てるか?
を集中して考えるべきだからです。
なぜならロジックを組む考え方さえ身に付けばあとは何言語書こうが同じロジックを
組むことができるはずだからです。
しかし!ここに関数やクラスも考えなきゃいけないとなると
覚えることが多くだんだんイヤになって やーめたっ! となっちゃう訳ですね。
その点RPGツクールでは作成した「イベント」が関数やクラスの役割を果たします。
これは全て同じ形式のため引数などを考える必要はありません。
もちろん、しっかりと処理の開始条件となる “イベント開始条件” を指定することができます。
イベントの作り方は「イベントモード」と呼ばれるイベントを作成/編集するモードへ切り替え
適当なマスをダブルクリックするだけで作成できます。
上で説明した “条件分岐” などの処理はこの中へエディットすることで
実際に実行されるようになります。
オススメの理由5 動作確認がグラフィカルにできる
RPG ツクールでプログラミングを学ぶおすすめな理由 の5つ目として
動作確認がグラフィカルにできるという点です。
プログラムを作ったら狙い通りに動いているか動作確認する必要がありますね。
皆さんは最も有名なプログラムと言われる「Hellow World」はご存知ですか?
大体どの言語を学ぶときでも最初に打ち込んで実行することになると思います。
実際にこれを打ち込んでみるとでる画面が↓です。
めっちゃ寂しくないですか!?
僕も仕事でプログラムの動作確認をするときはこの様な無機質な画面(もう少しマシか?)
へ確認したい変数の状態を出力したりして確認するわけです。
ゲーム画面とはほど遠いですね・・・。
それに対してRPGツクールはゲームを作るソフトなので
当たり前ですが動作確認はゲーム画面でできます。
動作確認するにしてもキャラが動いていたりする方が直感的にわかりやすいし
何よりも楽しんで出来るのでやる気になりますよね!
バグがあるとキャラが変なところに行ったりして笑えます!
楽しんでやれることが重要!
まとめ
この記事では
- 実際にRPGツクールでプログラミングの基礎を学んだことによる実績
- RPGツクールでプログラミングの基礎が学べる理由
についてまとめてみました。
今なら最新版の『RPGツクールMV』が30日間無料で体験できるみたいです。
買うとなると結構お高いかと思うので一度こちらを試してみてはいかがでしょうか!
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