ロシアのドーピングはどんな成分?近頃のロシアのドーピング歴史まとめ

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2022年2月現在、北京オリンピックが開催されていています。

日本人も小林陵侑選手(男子ノーマルヒル)や平野歩夢選手(男子ハーフパイプ)で金メダルを獲得するなど大いに盛り上がっていますよね。

そんな中、ロシアの選手たちに対しドーピング疑惑が浮上しています。

実はロシアは過去にも多く選手がドーピング検査に引っかかり失格になる選手が多くいました。

今回はロシアのドーピング事情について調査したことを解説します。

目次

近頃のロシアのドーピングの歴史

ロシア ドーピングの歴史

近頃で言えば2018年に開催された平昌冬季オリンピックでの出来事が記憶に新しいと思います。

平昌オリンピックの大会ではロシアの選手は「ロシア」として出場できずに「OAR」(Olympic Athlete from Russia) として個人資格で参加していました。
この「OAR」での参加には理由があります。

事の発端は2014年にロシアで開催されたソチ冬季オリンピックまでさかのぼります。
実はソチオリンピックでは組織的なドーピングがあったとされ、最終的にロシア選手たちが大会で獲得したメダル33個中なんと11個がはく奪されています。

このような出来事があったためロシアは2016年のリオデジャネイロ、2018年の平昌での参加資格を停止されています。

そこでロシアの選手たちは国の代表としてではなく個人として出場を目指し、WADA(世界反ドーピング機関)の厳格な検査に臨み、そこで検査を通った選手のみがOARとしてオリンピックへ参加している訳です。

ロシアで使用されているドーピングはどんなもの?

ドーピング イメージ

でもそんな厳格な検査があるなら、どうして北京オリンピックでドーピング疑惑が上がるのでしょうか?
実はドーピングの手口は年々進化していて単純に尿や血液からはあからさまな禁止薬物は見つからなくなっているんです。

その手口というのは「元々人間の体で生成されるホルモンを人工的に作って投与する」ことです。

これであればドーピング検査で引っかからないのも納得ですね。

ただ検査手法も進化しています。

それは選手の尿や血液のデータを継続的に記録しておき異常である変化が認められたときにドーピングがあったと判断する方法です。

いくら体内で生成されるホルモンでもいきなり量が多くなればやはり何かしらの異常な値がでることが分かっています。
こうやって数日間のデータを比較しているので最近のドーピングによる失格は競技前ではなく競技後に発生しやすいということです。

まとめ ドーピングのやり口は年々進化している

今回はロシアのドーピング事情ついて解説しました。

ドーピングの手口が巧妙化していて対策も大変そうですが、こういう事があると見てる方もテンション上がりませんよね。

ぜひクリーンな大会にして選手側も観客側も余計なことを考えなくてよく気持ちのいいオリンピックにしてほしいです。

ちょらすか
ちょらすか

一番とばっちり受けてるのはドーピングやってない選手なんですよね・・・

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